こんにちは、まむすん(@1HP_FIREman)です。
私の人生において、セミリタイア/サイドFIREは「目標」ではなく「成さねばならぬもの」。
この記事では、私がセミリタイア/サイドFIREを志す理由を紹介します。
敷かれたレール通りの人生
私はどちらかというと、敷かれたレールの上を歩んできた人間です。
「いい大学に入って、いい会社に勤めることが幸せ」
親からそういった教育を受けた記憶はありませんが、
気付けば、いつのまにか敷かれたそのレールの上を歩いていました。
いつしか自分で気づかぬうちに敷いたのでしょう。
そして、実際にそのレールの通りの人生を歩んできました。
いい大学に入って、いい大学院まで出て、いい会社に入りました。
そのいい会社に勤めて現在勤続11年目になります。
いい会社に勤め、世間の平均からすれば高水準の給与を得、
いい出会いがあり、子供も二人授かりました。
今の私が歩んでいるのは、若かりし日に思い描いた通りの人生そのものです。
幸せを感じない会社員生活
しかし私は、普段の多くの時間を幸せを感じない時間として消費しています。
多くの時間を費やすことになる、会社で働く時間。
この時間、私は幸せを感じない。それどころか、むしろ苦しい。
- 山積みの仕事
- 迫りくる納期
- 年々増える責任
会社から得るものもあれど、圧倒的に苦しい思いをする時間の方が長い。
だけどそんなの皆同じ。つらく苦しい思いをするのが人生だ。
いつしかそう思い込み、この問題点を見て見ぬふりをしてきました。
平日は会社員としてつらく苦しい時間を過ごし、週末は家族と幸せな時間を過ごす。
これを60歳まで続け、その後にはリタイア生活が待っている。それまでがんばろう。
だってそれが、私のような普通の人間が送るべきいい人生というもの。
会社生活がつらい?何を甘えているんだ?
自分自身にそう言い聞かせてきました。
FIREとの出会い
そんな中で触れた、FIREという考え方。
FIREとは、Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)の意で、
つまるところ「資産を築いてとっととリタイアしよう」。
「毎日幸せを感じることのできる人生の歩み方があるんだ」
思ってもみなかったことでした。
私のような一般の会社員生活を送る者からすると、FIREという考えを受け入れることは、過去の自分を否定することに等しい行為。
それは自分の歩んできた過去を一旦否定し、足元のレールをぶっ壊すものです。
FIREに対する否定的意見があるのはおそらくこのためでしょう。
しかし私がこのFIREという考え方・生き方を受け入れるのはそう難しくはありませんでした。
ずっと引っかかっていた違和感。この違和感を解決してくれる考え。それがFIREだったのです。
「私が毎日を幸せに生きるにはFIREを達成するしかない。」
この日から私にとって、FIREは「目標」ではなく「成さねばならぬもの」となりました。
「完全リタイア/FIRE」でなく「セミリタイア/サイドFIRE」
しかし完全リタイア/FIREのハードルはあまりにも高い。
ただでさえ達成が難しい上に、私は二人の幼い子持ち、1馬力で私を含め家族4人を養う身。
さらに新築マイホームローンは残り32年。
我が家の年間支出は少なく見積もっても年間400万円。4%ルールに従えば必要資産は1億円。
完全リタイア/FIREを達成できたとして、それは現在35歳の私が50代になる十数年後のことでしょう。
しかしそれでは、あまりにも遅い。
十数年後、子供たちはおそらく私とは遊んでくれないでしょう。
50代の私にどれだけのバイタリティがあるのかも不明です。
そして何といっても、あと数十年会社員を続ける苦痛。
さらに会社に依存して生きることのリスクにも気付かされました。
私は、1年、いや1日でも早くリタイアしたい。
だから私は、セミリタイア/サイドFIREを目指す。
会社員からリタイアしつつ、自分の好きな事業でゆるく稼ぐ。
目標時期は、子供のジュニアNISA積み立てが終わる2024年。
それまでに事業収入を確保し、会社員生活からリタイアする。
今私はこの目標に向けひた走っています。
- 固定費削減(約72万円/年)
- 資産運用 (運用額0⇒1年で1000万円強)
- ブログ (これが1記事目てへへ)
- YouTube (収益化まであと半分くらい)
- 不動産投資(2021/5に戸建て購入)
元々積極的に行動する人間ではない私がこれほど行動できているのは、
セミリタイア/サイドFIREしたいから。ものすごく。
もうその思いに人格乗っ取られています。
やりたくないことやってるヒマはねえ
ブルースをけとばせ / THE BLUE HEARTS
限られた人生を生きる我々は本来、やりたくないことやってるほど暇ではないのだ。
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